
「レッドブル・エアレース千葉2017」に初めて行ってきました♪
地球上で最速のモータースポーツ「レッドブル エアレース」、2015年に千葉県幕張で日本初開催され今年で3年目、興味はあってもなかなか観戦する機会は無いと思っていたら、今回たんぽぽメンバーさん家族のお誘いで初観戦する機会に恵まれました!

諸事情あってAYAはお留守番で観戦は僕だけ、両国駅から総武線で西船橋駅、武蔵野線に乗り換えて海浜幕張駅で下車、徒歩で会場に向かい、車で来られたたんぽぽメンバーさん家族と合流しました!

観戦するファミリーエリアは芝生にレジャーシートを敷いての自由席、10時の開門と同時にダッシュで良い場所を確保!ただ観戦ポイントにはテントが無いので、強い日差しの中で暑さとの闘いでした。(笑)

「レッドブル・エアレース」は、高速で機動性に優れたレース専用の飛行機を使用し最高時速370km、最大重力加速度10Gの中、操縦技術、判断力、体力そして精神力の限りを尽くして3次元でタイムを競う「空のF1」と呼ばれる世界最速のモータースポーツです。
高さ20mのパイロン(エアゲート)で構成されたスラロームコースを決められた順序と飛行方法に沿って次々と通過してタイムを競い、初日は公式練習の後16時から予選が行われました。











世界で選びぬかれた14人で競われるレッドブルエアレース、注目の日本人パイロットの「室屋義秀選手」のマシンは鮮やかなエメラルドグリーンの機体。




予選の結果、室屋義秀選手は14人中4位のタイムで明日のラウンドオブ14に望み事になりました!

ダグラス・エアクラフト社(現ボーイング社)の「DC-3」
競技の合い間にエキシビション飛行も行なわれました。

陸上自衛隊「AH-64・アパッチ」

陸上自衛隊「UH-1J」

陸上自衛隊「AH-64・アパッチ」と「UH-1J」の2機はファミリーエリアの近くに着陸、そのまま展示されていたので間近で見る事もできました。

「零式艦上戦闘機(零戦)」
全ての競技が終了し夕日に染まった大空に登場したが、かつて日本の航空技術の粋を集めた名機「零戦」でした!約70年ぶりに翼をさずかり、東京湾の空へ戻ってきたそうです!!!
これは「零戦里帰りプロジェクト」の一環で、これまでの日本を振り返る“平和への想い”が込められていて、明日もう一度飛行が予定されています。

これで初日は終了です♪

この後はたんぽぽメンバーさん家族とアルミ(飲み会)という約束をしていたんですが、ご夫婦で運転できるのでてっきり会場近くのお店で飲んで、そこで解散して奥さんの運転で帰られるだと思ったら、ご自宅でのお泊り会というお誘いだったそうです。
お泊り会の準備はしてませんでしたが、炎天下で汗かいた時用にTシャツは持っていたので、後は夕飯の買い物ついでに100均に寄って下着類を購入してご自宅に向かいました。

小2と年中のお子さんたちに遊んでもらったり、ペットの巨大カタツムリを見せてもらったり、ビール片手に色々とお話ししたり、明日ためにエアレースの勉強をしたり、とっても楽しい時間でした♪

埼玉県のたんぽぽメンバーさん宅を出発してレッドブル・エアレース千葉2日目の観戦に向かいます♪
東北道から首都高速中央環状線を経由して、東関道の湾岸習志野ICで降りて渋滞も無く順調に会場に到着したのですが、普段自分で運転する事ばかりで助手席慣れしてなくて、運転してないのに前方から目を逸らせなかったり、ドライバーさんに話し掛けた方が良いのか迷ってぎこちなくなってました。(笑)

昨日に引き続き良い天気過ぎて日焼けが心配です。

今日は午後からラウンオブ14、ランドオブ8、そしてファイナル4が行なわれるので、競技前にエキシビジョン飛行でDC-3やアパッチの後に千葉市消防航空隊ヘリコプター愛称「おおとり」の2機がフライト、昨日も登場したらしいのですが写真がなくて寝落ちしてたのかも!?

そして今日は青空に「零式艦上戦闘機(零戦)」が飛来♪

機体は三菱重工業が1942年に製造した零式艦上戦闘機二二型で、全長9.06m、全幅12m、重量1863kg、最高速540.8km/h。

南太平洋のパプアニューギニアに残された残骸から復元されたもので、世界に現存する4機(レプリカを除く)のうち、現在も空を飛ぶことのできる貴重な1機なんだそうです!

観客の皆さんの拍手に送られ去っていきました♪

「モーターパラグライダー」

これもエキシビジョン飛行?と思ったらカラスでした。(爆)

いよいよラウンオブ14は予選の記録をもとに1位対14位、2位対13位、3位対12位…という組み合わせの1対1で対戦を行なうノックアウト方式で、勝者7名と敗者の中で最速のタイムを出した1名の計8名が「ラウンドオブ8」に進出します。
ラウンドオブ8もラウンオブ14と同じく、通過記録をもとに組み合わせの行なわれる1対1で対戦を行なうノックアウト方式、そして最後はその勝者4人によってファイナル4が行われ優勝が決まります!









海外のようにクルーザーなどから優雅に観戦している方々もいて、羨ましげに眺めていたら箱根芦ノ湖の海賊船のような船がいて謎でした。
今回AYAがいなかったので動画はこれだけ、本当は1日目は写真だけに集中して2日目はAYAのコンデジで動画も撮ろうかなと考えてましたが、急な予定変更でそれはなくなりました。

室屋義秀選手は11位の選手対戦、わずか7/1000秒という超僅差でラウンドオブ8に進出しました!

ゲート(2本のパイロンの間)は水平で通過しないと+2秒のペナルティになります。

ラウンドオブ8で室屋義秀選手はこのペナルティで+2秒、もうダメかと思われたら対戦相手も+2秒のペナルティで奇跡のファイナル4進出になりました!!

ファイナル4で最初のフライトした室屋義秀選手のタイムは、強く吹き出した風の影響もあってか、なかなかタイムながら優勝には微妙でした。

その後の3名の選手も強風の影響あってか、タイムが伸びなかったり、ゲートを水平に通過できなかったり、パイロンヒットなどのペナルティを受けた結果…

室屋義秀選手が優勝が決定して会場は拍手喝采で大盛り上がりでした!!!
これで室屋義秀選手は千葉大会2連覇、そして今シーズンは前レースに続いて2連勝で年間チャンピオンも夢じゃないそうで、エアレースの面白さ、日本人選手の年間チャンピオン争いもあって今後も注目しちゃいそうです!

エアレース初観戦にして日本人選手優勝の感動と、たんぽぽメンバーさん家族との楽しい時間とで名残惜しくもここでお別れ、2日間お世話になりました♪

帰りは駅前でキャンペーン中の海浜幕張駅から京葉線で南船橋駅、西船橋駅まで1駅だけという面倒な武蔵野線に乗って、あとは総武線で帰宅しました。